学園祭
組織づくり
企画・交渉・準備
運営
当事務所では、大学を中心とした学園祭・イベントの支援も行っています。
大学職員ご担当者さま、大学祭運営幹部さまの「ご相談」を中心に対応しています。
社労士に学園祭と何の関係が?と思われる方もいるかもしれませんが、
学園祭とは、「人・組織」をはじめ労務マネジメントが問われるものなのです。
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社労士に学園祭と何の関係が?と思われる方もいるかもしれませんが、
学園祭とは、「人・組織」をはじめ労務マネジメントが問われるものなのです。
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〇学園祭とは、大学での最大の学びの場である
例年華やかに開催される学園祭。しかし、蓋をあけてみると泥まみれ、運営人・スタッフの「汗」の結晶であります。
私も経験しましたが、学園祭を運営することで、「ヒト・カネ・モノ」などの「社会人」たるものをたった1年で経験できます。
それも経営者視点で。
是非、スタッフではなく、幹部を経験してみてください。お勧めしてあげてください。
○企業より難しい人材確保、人材定着
学園祭を成功するにはスタッフが必要です。
「サークル」、「実行委員」など形態は大学で異なるにせよ、莫大な人数(マンパワー)が必要です。
簡単に形成できる風土が出来上がっているなら別として、いかにスタッフを集めるかが最初にぶち当たる壁なのです。
企業と異なるのは、「賃金」が発生しない、完全ボランティアだということ。
「賃金」以外の「魅力」で人を惹きつける力があるかどうかを20歳そこらの大学生に試しているのです。
「人」が集まっても、「定着」するとは限りません。
会議、活動の無断欠席、幽霊部員化も考えられます。「賃金」というものがない以上、「強制」という行動に効力はありません。
どうしたらよいのでしょう。ここから、組織、人間関係というものを濃密に学んでゆくのです。
○予算・企画・営業
学園祭に使途できる予算(金額)が決まっています。逆にいうと自由にそのお金を使えるわけです。
日頃、手にしないような金額を管理することになるのです。赤字にならないようにお金と睨めっこするのです。
会計の知識も必要となってきます。予算が足りないのであれば、お金を増やす手段も考えなければなりません。
協賛先を探して、交渉することもあれば、飛込営業をすることもあります。
「大学生」だというだけで協力してくれる程、企業も甘くありません。しっかり「企画」をする必要もあるのです。
このように、社会というものを短時間で学んでいくのです。
○過重労働体験
学園祭は数日間、開催されている大学が多いでしょう。学園祭当日も大変ですが、それ以上に、準備、片付けも大変です。
肉体労働も多く、とても疲れます。学園祭開催の期間も合わせると約1週間、徹夜覚悟必須です。
この1週間に体調のピークをもっていけるようにします。私の大学では、皆、体重が1週間でゲッソリ落ちるようでした。
運営には、現場の指示・コントロールも必要となってきます。
分刻みのスケジュールの中、適材適所の配置、来場者は当然のこと、過酷な中のスタッフの体調面も管理しないといけません。
アドレナリンが出て無理をしているスタッフを見つけ、休ませることも大事です。
そうやって、現場統率を学ぶのです。
〇学園祭幹部最大の報酬
最後に記載することとして、やはりお伝えしたいことです。
運営を経験して、様々な仲間ができ、学びも沢山ありますが、賃金ではない「最大の報酬」があります。
それは、幹部という経験を積んで、自分が「経営者」向きであるのか、「参謀」向きであるのか、
それとも「現場プレーヤー」向きであるのかなどということ、
そして、自分の「性格」「長所・短所」が一気に分かるということです。
就職活動をする前に、このことが分かることは今後の進路に非常に役立ちます。
私も、今まで自身で思ってもみなかった「長所・短所」が発見できました。
ちなみに、私が「経営者」向きであるかどうかは秘密です笑。
以上です。